光回線・Wi-Fi・通信機器の情報サイト|くらしのネットナビ » Wi-Fi » Wi-Fiルーターのおすすめな設置場所6選!ご自宅に快適なネット環境を作ろう Wi-Fiルーターのおすすめな設置場所6選!ご自宅に快適なネット環境を作ろう 2025/05/14 Wi-Fi #wi-fi 目次 Toggle Wi-Fiルーターの設置に適している場所6選1.ネットをよく利用する部屋2.障害物が周囲に少ない場所3.床から1メートル以上の高さがある場所4.電磁波を出す家電が周囲に置かれていない場所5.近くに水気がない場所6.家・部屋の中心に近い場所Wi-Fiルーターを設置するのに特に避けるべき場所1.テレビのそば2.床に直置き3.押し入れや収納のなか4.部屋の隅5.水気のそば設置場所を変えても速度が低下した場合は周波数を変更するのも有効6GHzの周波数帯に対応したルーターも登場Wi-Fiルーターの設置位置を最適化して快適なネット環境を作りましょう Wi-Fiルーターは設置場所によって通信速度や安定性が大きく変わります。どこに設置すれば快適に使えるのか、迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、Wi-Fiルーターを設置するのに適した6つの場所を紹介し、避けるべき場所についても解説します。快適なネット環境を整えるために、ぜひ参考にしてください。 快適なネット環境を手に入れよう! イツキ光の詳細を見る Wi-Fiルーターの設置に適している場所6選 Wi-Fiルーターを設置する場所によっては、電波が干渉を受け、十分なパフォーマンスを発揮できない場合があります。通信性能を最大限に活かすためには、設置場所を慎重に選ぶことが大切です。そこで、この章では、Wi-Fiルーターを設置するのに適した6つの場所を紹介します。 1.ネットをよく利用する部屋 Wi-Fiルーターは、日常的にインターネットを使用する部屋に設置するのが理想的です。Wi-Fiの電波はルーターから遠ざかるほど、壁や家具などの障害物による影響を受けやすく、通信速度や安定性が低下します。特に動画視聴やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信を行う部屋では、ルーターを近くに配置することで快適な通信環境を確保できます。配線の見栄えを気にして別の部屋に設置することもありますが、通信の品質を優先するなら、実際に利用する部屋への設置を検討しましょう。 2.障害物が周囲に少ない場所 Wi-Fiの電波は障害物に影響を受けやすいため、できるだけ開放的な場所に設置するのが望ましいです。特に金属やコンクリートなどの素材は電波を遮断しやすく、通信速度の低下や接続不良の原因になります。 電波に影響を与えやすい素材 電波に影響を与えにくい素材 金属 コンクリート 土壁 断熱材 木材 布 プラスチック 紙 完全に障害物をなくすのは難しいですが、Wi-Fiの電波が届きやすい環境を作るために、金属やコンクリートで仕切られた空間を避け、できる限り開放的な場所にルーターを設置しましょう。 3.床から1メートル以上の高さがある場所 Wi-Fiルーターは、床に近い位置に置くと電波の到達範囲が狭まり、通信が不安定になります。Wi-Fiの電波はルーターを中心に360°全方向に広がるため、床から1メートル以上の高さに設置すると、上下方向にも電波が届きやすくなります。特に二階建て以上の建物では、ルーターを少し高めの位置に置くことで上階にも電波を届けやすくなります。低すぎると家具や壁に遮られやすくなるため、1メートル以上の棚の上やデスク周辺など、適切な高さを確保できる場所に設置するとよいでしょう。 4.電磁波を出す家電が周囲に置かれていない場所 Wi-Fiルーターの電波は、家電から発生する電磁波と干渉しやすく、通信が不安定になる原因となります。特にWi-Fiの2.4GHz帯は、電子レンジやBluetoothスピーカーなどと同じ周波数を使用しているため、影響を受けやすくなります。電磁波の干渉によって通信速度の低下や接続不良が発生する可能性があるため、電子レンジ、テレビ、Bluetooth機器、エアコンなどの近くには設置しないのが理想的です。もし電磁波の影響を受けやすい場合は、Wi-Fiの周波数を5GHz帯に切り替えると、干渉を軽減できる可能性があります。 5.近くに水気がない場所 水はWi-Fiの電波を吸収しやすく、通信の妨げになります。加えて、湿気の多い場所では空気中の水分が影響し、電波の伝達を阻害する要因になります。そのため、水槽や花瓶の近くにルーターを置くと、電波が遮られやすくなります。キッチンや浴室の近くも避け、リビングや書斎など、水気の少ない場所に設置するのが理想的です。 6.家・部屋の中心に近い場所 Wi-Fiの電波は全方向に均等に広がるため、部屋の中心に設置すると効率的に通信エリアを確保できます。一方、部屋の隅や壁際、床・天井付近では電波が遮られ、通信環境が悪化する可能性があるため注意が必要です。家全体で安定したWi-Fi環境を維持するには、各部屋に電波が均等に届く位置を選びながら、できるだけ家の中心にルーターを配置するのが理想的といえます。 位置を変えても改善しない→回線の品質が原因かも? イツキ光で通信環境をアップグレード Wi-Fiルーターを設置するのに特に避けるべき場所 Wi-Fiルーターを誤った場所に設置すると、通信速度の低下や接続の不安定さを引き起こす可能性があります。ここでは、Wi-Fiルーターの設置に適さないにも関わらず、見た目や利便性の理由でつい選びがちな場所を紹介します。 1.テレビのそば テレビの裏は、Wi-Fiルーターの設置場所として適していません。特にテレビ本体が発する電磁波は強力で、Wi-Fiの電波と干渉しやすいため、通信速度が低下する原因になります。さらに、テレビ周辺に配置されることの多いDVDプレーヤーやゲーム機も電磁波を発し、ネットワークの安定性を損なう可能性があります。スムーズな通信環境を確保するためには、テレビから離れた場所に設置するのが理想的です。 2.床に直置き Wi-Fiルーターは電波を360度均等に広げるため、床に直置きすると通信範囲が制限されます。特に低い位置では、家具や壁によって電波が遮られやすくなり、通信の安定性が損なわれる可能性があります。また床に反射した電波が干渉を引き起こし、速度低下の要因となることもあります。最適な通信環境を維持するためには棚の上や壁掛けなど、1メートル以上の高さに設置するのがおすすめです。 3.押し入れや収納のなか Wi-Fiルーターは配線ケーブルが目立つため、収納棚や押し入れに隠したくなることがあります。しかし、密閉された空間では電波が広がりにくく、通信速度が低下する恐れがあります。また、収納内に金属製の物があると電波の反射が発生し、ネットワークの安定性が損なわれることがあります。見た目を気にする場合は、オープンな棚に設置するなど、電波が広がりやすい工夫をしましょう。 4.部屋の隅 Wi-Fiルーターは全方向に電波を発するため、部屋の隅に設置すると一部のエリアに電波が届きにくくなります。家全体に電波を均等に行き渡らせるには、できるだけ部屋の中央にルーターを配置し、壁や大型の家具の影響を受けにくい場所を選ぶとよいでしょう。 5.水気のそば 前述の通り、水はWi-Fiの電波を吸収しやすく、通信速度の低下や接続不良の原因になります。水槽や花瓶の近くにルーターを置くと、電波が遮られやすくなると解説しました。それ以外にも、結露した窓際や土壁も水分を含んでいるため、電波が弱まり、通信が不安定になりやすいため、設置場所に注意しましょう。 設置場所を変えても速度が低下した場合は周波数を変更するのも有効 Wi-Fiの通信速度が遅い場合、ルーターの設置場所だけでなく、使用する周波数帯を変更することで改善できる可能性があります。一般的なWi-Fiルーターは「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯を利用でき、それぞれ特性が異なります。「2.4GHz」は電波の届く範囲が広く、障害物に強い特徴があります。しかし、電子レンジやBluetooth機器など多くの家電製品でも使用されているため、電波干渉が発生しやすく、通信速度が低下することがあります。「5GHz」は通信速度が速く、電波干渉が少ないメリットがあります。一方で、障害物に弱く、電波の届く範囲が狭い点がデメリットとなります。ルーターの設置場所や使用環境に応じて、周波数帯を使い分けることが重要です。 周波数帯 メリット デメリット 2.4GHz 電波の届く範囲が広い 障害物に強い 電波干渉が発生しやすい 通信速度が遅い 5GHz 通信速度が速い 電波干渉を受けにくい 電波の届く範囲が狭い 障害物に弱い 周波数帯を切り替えることで、通信速度の改善が期待できます。特に通信が不安定な場合は、2.4GHzと5GHzのどちらが最適かを試しながら調整するとよいでしょう。 6GHzの周波数帯に対応したルーターも登場 Wi-Fi 6Eの規格は2022年に策定され、新たに6GHz帯の周波数が利用可能になりました。従来の2.4GHzや5GHzと異なり、6GHzはWi-Fi専用の帯域として割り当てられているため、他の電子機器との干渉が少なく、より安定した通信が可能です。6GHz帯は、Wi-Fi 6(5GHz)と同じ技術を採用しながらも、より広い帯域幅を確保できるため、大容量データ通信やリアルタイム性が求められる環境に適しています。現在は普及段階ですが、対応ルーターや端末が増えることで、さらに快適なインターネット環境の構築が期待されます。最新のWi-Fi環境を導入する際は、6GHz帯の活用も視野に入れて検討するのがおすすめです。Wi-Fi 6Eの詳しい仕組みや導入メリットについては、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。(Wi-Fi6の記事へ) Wi-Fiルーターの設置位置を最適化して快適なネット環境を作りましょう Wi-Fiルーターの設置場所は、通信の安定性や速度を左右する重要な要素です。適切な場所に設置することで、快適なインターネット環境を構築できます。Wi-Fiの設置場所として適しているのは以下の6カ所です。ネットをよく利用する部屋障害物が周囲に少ない場所床から1メートル以上の高さがある場所電磁波を出す家電が周囲に置かれていない場所近くに水気がない場所家・部屋の中心に近い場所これらの要素に当てはまるほどWi-Fiルーターの設置場所としては適していると考えることができます。本記事の内容を参考にして、快適にインターネットを利用できる環境を作りましょう。 夜間も安定した高速通信を! イツキ光の詳細を見る 関連記事 光回線の速度が遅いのはなぜ?ネットを快適にする8種類の対処法を解説 2025/05/14 Wi-Fi #wi-fi Wi-Fiがつながらないのは何が原因?11の対処法を紹介 2025/05/14 Wi-Fi #wi-fi Wi-Fi 6とはどんなもの?利用する5つのメリットを徹底解説 2025/05/14 Wi-Fi #wi-fi フリーWi-Fiが危険と言われる理由は?安全に使うための6つのポイントを紹介 2025/05/14 Wi-Fi #wi-fi 人気記事 カテゴリー 光回線 Wi-Fi タグ 光回線wi-fi通信速度