動画配信を快適に見るなら光回線!遅い・カクつく7つの原因と改善方法も解説

2025/07/29 光回線

動画配信サービスを快適に楽しむには、ネット回線の品質が欠かせません。通信速度が遅かったり接続が不安定だったりすると、再生が途中で止まったり、画質が落ちる原因になります。

ただし、スムーズに再生できない原因は回線だけではなく、使用しているデバイスの性能や設定、通信方式など、さまざまな要素が関係しています。

この記事では動画配信サービスを快適に楽しむためのネット回線の選び方と、画質の低下やカクつきが起こる原因・対処法を詳しく解説します。

動画を快適に楽しむなら「イツキ光」

動画配信サービスなら映像コンテンツを好きなときに楽しめる

動画配信サービスとは、インターネットを通じて映画・ドラマ・アニメ・バラエティ・ドキュメンタリーなど、さまざまな映像コンテンツを楽しめるサービスのことです。代表的な動画配信サービスには、以下のようなものがあります。

  • YouTube
  • Netflix
  • Amazonプライム・ビデオ
  • U-NEXT
  • Disney+
  • Hulu
  • ABEMA
  • TVer

スマートフォンやパソコン、タブレット、テレビなど、さまざまなデバイスから24時間いつでも好きな作品を視聴できるのが最大の魅力です。主な視聴方法には「ストリーミング再生」と「ダウンロード再生」の2種類があります。

①ストリーミング再生
ストリーミング再生とは、インターネットに接続した状態で、データをリアルタイムに受信しながら再生する方式です。動画をすぐに視聴できる手軽さが特徴ですが、通信速度が遅かったり不安定だったりすると、画質の低下やバッファリング(再生の一時停止)などが発生します。

②ダウンロード再生
一方、ダウンロード再生は、あらかじめ動画を端末に保存してから再生する方法です。再生時にはインターネット接続が不要となるため、通信状況に左右されにくい点がメリットです。ただし、回線環境が悪いとダウンロードの完了までに時間がかかり、すぐに視聴したい場合は不便に感じることもあるでしょう。

どちらの再生方式にもメリット・デメリットがありますが、いずれの場合でも「通信回線の品質」が快適な視聴体験を大きく左右します。とくにストリーミング再生では、安定した高速回線がなければ途中で止まったり画質が劣化したりと、視聴に支障をきたす可能性が高くなります。

そのため、動画配信サービスを快適に楽しむには、自宅のインターネット回線を適切に選ぶことが重要です。

ネット回線の選択肢には4つの種類がある

動画配信サービスを快適に楽しむためには、まず自宅の通信回線が適しているかを見直すことが大切です。現在、日本で主に使われているネット回線は以下の4種類。それぞれに特徴があるため、用途や環境に合わせた選択が重要です。

  • モバイル回線
  • ADSL回線
  • ケーブルテレビ回線(CATV)
  • 光回線

以下、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. モバイル回線(ホームルーター・ポケットWi-Fi)

スマートフォンやポケットWi-Fiなどに使われているのが「モバイル回線」です。LTEや5Gといった無線通信を利用しており、配線工事が不要ですぐに使えるのが大きな魅力。外出先でも使用できる携帯性の高さもポイントです。

また、ホームルーターは据え置き型の機器で、自宅に置くだけでWi-Fi環境を整えられる手軽さがあります。コンセントに挿すだけでネットが使えるため、一人暮らしや引っ越しが多い方にも人気です。

ただし、モバイル回線は建物の構造や周囲の電波状況に影響されやすく、速度が不安定になりがち。通信量に上限があるプランも多く、高画質動画を長時間視聴する場合、通信制限がかかる可能性もあります。

2. ADSL回線

ADSLは電話回線を利用したインターネット接続方式で、かつては主流の回線でした。しかし現在では光回線の普及により、多くの事業者が新規受付を終了しています。

通信速度は低く、現代の動画配信サービスに求められるスピードには対応できません。HD画質の動画さえスムーズに再生できない場合もあるため、快適な視聴は難しいと考えたほうがよいでしょう。

3. ケーブルテレビ回線(CATV)

ケーブルテレビ回線は、テレビの同軸ケーブルを利用してインターネットに接続する方式です。ケーブルテレビとインターネット回線をまとめて契約できます。

ただし、通信回線を地域住民で共有している場合が多く、夜間などの混雑時には通信速度が低下しやすい傾向にあります。とくに4Kなど高画質の動画を視聴したい場合には、物足りなさを感じることもあるでしょう。

4. 光回線

光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線で、現在もっとも多くの家庭で利用されています。

通信速度が高速かつ安定しているため、自宅に据え置く固定回線として高画質の動画視聴にもしっかり対応。建物まで物理的なケーブルを引き込むため、電波干渉の心配がなく、安定性も抜群のネット回線です。

開通までに工事が必要ですが、一度設置してしまえば、長く快適に使い続けられる利便性のよさがあります。ストレスなく動画を楽しみたい方には、光回線が最も確実な選択肢です。

光回線への乗り換えは「イツキ光」で

動画視聴のネット回線には、光回線が最もおすすめできる理由

ここでは動画視聴のネット回線に、光回線がおすすめできる理由をより詳しく解説します。

1. 通信速度が速く、安定している

ネット回線の速度にはいくつかの指標がありますが、動画視聴において重要なのはとくに下り速度です。下り速度とは、インターネット上から動画などのデータを受け取る速さのことで、この数値が高いほど映像はスムーズに再生されます。

速度の単位は「Mbps(メガビット毎秒)」で表され、数字が大きいほど快適です。たとえば、動画配信サービスの代表格であるNetflixやYouTubeでは、画質によって必要な通信速度が異なります。

【Netflixの推奨通信速度】

画質推奨下り速度
SD(480p)1.5 Mbps以上
HD(720p)3 Mbps以上
フルHD(1080p)5 Mbps以上
4K(UHD)15〜25 Mbps以上

【YouTubeの推奨通信速度】

解像度推奨下り速度
360p0.7 Mbps以上
480p1.1 Mbps以上
720p2.5 Mbps以上
1080p5 Mbps以上
4K20 Mbps以上

ここで登場する「画質」については、おおよそ以下のように理解すればOKです。

  • SD(480p):DVD程度の画質。スマホの小画面向き
  • HD(720p):フルHD(1080p):地デジ〜Blu-ray相当。テレビやPCでの視聴におすすめ
  • 4K:超高精細。大画面で美しさを堪能したい人向け

とくに4K・8Kといった高解像度の動画を快適に楽しむには20Mbps以上の持続的な下り速度が必要です。この水準を安定して満たすのが、光回線です。実際の平均速度データでも、光回線は他の回線と比べて圧倒的な性能を誇ります。

【主要回線の平均通信速度(下り)】

回線の種類 平均下り速度
光回線 403.78 Mbps
ホームルーター 190.55Mbps
モバイルルーター 45.46Mbps

出典:みんそく

この表を見ると、「モバイルルーターでもそこそこ視聴できるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、これらはあくまで平均値です。利用する時間帯や、同じ回線を複数人で同時に使う状況によって、映像がカクついたり再生が途中で止まったりすることも少なくありません。

2. 通信制限がない

動画配信サービスでは、ストリーミング再生やダウンロード再生によって大量のデータ通信が発生します。

そのため、契約している回線に月間のデータ容量上限があると、すぐに上限に達してしまい、速度制限がかかるおそれがあります。とくに高画質な動画はデータ量が大きく、長時間視聴する人や、家族で同時に利用するケースでは影響が顕著です。

【Netflixの画質別・1時間あたりのデータ使用量】

画質 データ使用量(1時間あたり)
低画質 最大 0.3 GB
中画質 最大 0.7 GB
標準画質(SD) 最大 1 GB
高画質(HD) 最大 3 GB
超高画質(UHD 4K) 最大 7 GB

出典:Netflixのデータ使用量を管理する方法

たとえば、4K画質の動画を1日1時間視聴するだけで月間200GBに達します。これが家族全員分となれば、消費データ量はさらに増大します。その点、モバイル回線や一部のホームルーターでは「月間○○GBまで」などの通信制限が設けられていることがあり、上限を超えると極端に速度が遅くなるケースも少なくありません。

一方で、光回線は基本的に通信量が無制限です。高画質動画をどれだけ見ても、速度が制限されることがないため、安心して長時間の視聴ができます。さらに、複数端末での同時接続にも強く、家族全員が別々の作品を楽しんでいても、画質が落ちたり止まったりしにくいのが大きな魅力です。

「通信量を気にせずに、いつでも好きなだけ高画質で動画を楽しみたい」という方には、光回線が現実的な選択肢といえるでしょう。

光回線でも動画の画質が低下する7つの原因と対処法

光回線を使っているのに、動画の再生が途中で止まったり、画質がぼやけたりすることはありませんか?高速で安定した通信が特徴の光回線でも、いくつかの要因によって視聴体験の快適性が損なわれてしまうケースがあります。

ここでは、動画配信サービスを利用する際にありがちな「画質の低下トラブル」とその対処法について、具体的に解説します。

1. 他のアプリが同時に動いている

動画の再生がスムーズにいかないとき、通信回線ではなく、使っているデバイスの処理能力が影響していることがあります。他のアプリがバックグラウンドで動いていると、スマートフォンやパソコンのCPUやメモリを消費し、動画視聴に影響をきたす原因になります。

対処法:
不要なアプリは終了し、必要であれば端末を再起動してメモリを解放しましょう。

2. キャッシュが溜まりすぎている

キャッシュとは、アプリやブラウザが一時的に保存しておくデータのことです。読み込みを早くするために使われますが、容量が増えすぎると逆に動作が遅くなったり、エラーが発生することもあります。

スマホやパソコンを長時間再起動せずに使い続けていると、キャッシュが蓄積しやすくなります。

対処法:
デバイスは定期的に再起動するのがおすすめです。動画アプリやブラウザのキャッシュも、設定メニューから削除できます。また、Wi-Fi接続の場合は、Wi-FIルーターやモデム(ONU)を一度電源オフにして、数十秒待ってから再起動すると通信が安定しやすくなります。

3. デバイスのスペックが不足している

高画質の動画を快適に再生するには、十分な処理能力を持つデバイスが必要です。

古いスマホやパソコン、タブレット、テレビなどを使っていると、画質が自動的に落とされたり、動画がカクカクしたりする場合があります。

対処法:
4K動画を楽しむには、4K対応の再生機器や十分なCPU・メモリを備えたデバイスが必要です。古いデバイスをお使いの場合は、買い替えやアップグレードも視野に入れてみてください。

4. Wi-Fiルーターの設置場所が悪い

Wi-Fiは電波を使って通信しているため、障害物や距離の影響を受けやすい特徴があります。

たとえば、Wi-Fiルーターが棚の中にあったり、床に置かれていたりすると、電波が遮られてしまうケースも少なくありません。また花瓶や水回りなど水分のそばにある場合、電波が吸収されてしまうため、安定性が損なわれる可能性もあります。

対処法:
Wi-Fiルーターは、水分のそばを避けたり、高い位置に設置したりと工夫が必要です。戸建て住宅や広い部屋の場合は、中継機やメッシュWi-Fiを導入することで、電波をうまくカバーできます。

Wi-Fiルーターの設置場所については、以下の記事で詳しく解説しているため合わせてご覧ください。

(関連記事:Wi-Fiルーターのおすすめな設置場所6選!ご自宅に快適なネット環境を作ろう

5.Wi-Fiルーターが古い

通信速度や安定性に悩んでいる場合、意外な盲点となるのが「Wi-Fiルーターの古さ」です。ルーターは基本的に電源を入れたまま使い続ける機器のため、故障がない限り長期間そのまま利用されがちです。

しかし、Wi-Fiルーターの寿命はおおむね3〜5年とされており、内部の部品劣化や通信規格の古さが、速度や安定性に大きく影響します。

たとえば、最新のスマートフォンや高性能な光回線を使っていても、ルーターが古いと4K動画が途中で止まったり、画質が自動的に落とされたりするケースも少なくありません。

実際、Wi-Fiの規格は時代とともに進化しており、古い機器ではそもそも現在主流となっている高速通信に対応できないケースもあります。

以下に主要なWi-Fi規格と通信速度の目安をまとめました。

規格 名称 最大通信速度
IEEE802.11ax(おすすめ) Wi-Fi 6 最大9.6Gbps
IEEE802.11ac Wi-Fi 5 最大6.9Gbps
IEEE802.11n Wi-Fi 4 最大600Mbps
IEEE802.11a/b/g 最大11〜54Mbps

現在、利用しているルーターがWi-Fi 4以前(IEEE802.11n以前)のみ対応である場合、買い替えを強くおすすめします。

対処法:
Wi-Fi 6以降のモデルを選ぶと動画視聴が快適になります。Wi-Fi6に対応しているかどうかは、Wi-Fiルーターの外箱に書いてあるため、目印にして選ぶと良いでしょう。

6.LANケーブルの規格が古い

もうひとつ見落とされがちなのが、「LANケーブルの規格」です。たとえ光回線やルーターが最新でも、ケーブルが古いままだと、本来の速度が十分に発揮されません

LANケーブルにも「カテゴリー(CAT)」と呼ばれる規格があり、それぞれに対応する通信速度の上限が決まっています。

カテゴリー 最大通信速度 周波数帯域
CAT7 最大10Gbps 600MHz
CAT6A 最大10Gbps 500MHz
CAT6(おすすめ) 最大1Gbps 250MHz
CAT5e 最大1Gbps 100MHz
CAT5 最大100Mbps 100MHz

このうち注意が必要なのは「CAT5」または「CAT5e」のケーブルを使っているケースです。これでは、どんなに高速な光回線やWi-Fi 6ルーターを使っていても、通信速度が最大100〜1,000Mbpsに制限されてしまう恐れがあります。

対処法:
LANケーブルの規格は、多くの場合ケーブル本体に印字されています。手持ちのケーブルの規格を確認し、CAT5、CAT5eの場合には必要に応じて買い替えを検討するとよいでしょう。数百円〜数千円で交換可能です。

7 光回線の通信方式が「IPv4」のままになっている

光回線を使っていても「速度が出ない」「夜になると遅くなる」と感じる場合、インターネットの接続方式が古い「IPv4」のままになっている可能性があります。

IPv4(PPPoE方式)は、多くのユーザーが同じ経路を使うため、夜間や週末など利用者が増える時間帯に混雑しやすくなります。その結果、動画が途切れたり、画質が落ちたりすることがあります。

対処法:
現在主流になりつつある「IPv6(IPoE方式)」に対応したプロバイダに切り替えることで、回線の混雑を回避し、より快適な通信環境が実現できます。IPv6に対応しているかどうかは、契約中のプロバイダの公式サイトで確認できます。

おすすめの光回線サービス『イツキ光』

動画の画質低下を防ぐには、通信速度だけでなく「安定性」も重要なポイントです。そんな条件をバランスよく満たした光回線サービスとして、「イツキ光」は非常におすすめです。

イツキ光は、NTTのフレッツ光回線をベースに提供されているため、全国ほとんどの地域で利用できます。プロバイダ一体型のサービスとなっており、申し込みや設定もシンプル。はじめての方でもスムーズに導入できるのが特長です。

また、混雑しやすい夜間などでも快適に通信できる「IPv6 IPoE方式」にも標準対応。高画質な動画やオンラインゲームも、ストレスなく楽しめます。

さらに、公式サイトから新規申し込みで10,000円のキャッシュバックを実施中。月額料金も「ずっ得キャンペーン」により毎月440円割引され、コスト面でもメリットの大きい回線です。

スピードと安定性を兼ね備え、コスパにも優れた光回線を探している方は、ぜひ「イツキ光」を候補に入れてみてください。

最大速度1ギガ
住宅タイプ戸建てマンション
回線タイプNTT回線
提供エリアフレッツ光回線の提供エリア
開通までの期間オプション適用で即日開通も可能
月額料金(税込)

5,720円/月

(ずっ得キャンペーン適用で5,380円/月)

4,620円/月

(ずっ得キャンペーン適用で4,180円/月)

初期費用(税込)4,378円
工事費(税込)

22,000円

(無派遣工事 3,300円、転用・事業者変更 0円)

スマホ割なし
契約期間3年
解約料金更新月以外の解約については月額利用相当額
IPv6対応有(月額税込1,100円)
無料ルーター
レンタル
サポート体制電話サポート
キャンペーン10,000円キャッシュバック
ずっ得キャンペーン
公式サイトイツキ光

まとめ

動画配信サービスを快適に楽しむには、光回線のような高速かつ安定した通信環境が基本です。ただし、光回線を導入していても、以下のような要因によって視聴体験が損なわれることがあります。

  • Wi-Fiルーターの設置場所が悪く、電波が届きにくい
  • 使用している端末のスペックが不足している
  • Wi-FiルーターやLANケーブルの規格が古くなっている
  • 通信方式が「IPv4」のままで、混雑時に速度が低下する
  • デバイスのバックグラウンドで不要なアプリが起動している
  • デバイスにキャッシュの蓄積

これらを見直すことで、光回線本来の性能を引き出しストレスのない動画視聴を実現できます。

なお快適な通信環境を求める方には、IPv6対応・プロバイダ一体型で安定性に優れた「イツキ光」への乗り換えも選択肢のひとつとしてぜひご検討ください!

オプション利用で
最短即日開通の「イツキ光」