光回線の費用相場はどれくらい?料金体系や選ぶ際の注意点を徹底解説

2025/05/14 光回線

光回線の契約を検討する際、「初期費用はいくらかかるのか?」「月額料金の相場は?」 といった疑問を持つ場合も多いでしょう。相場を把握することで、契約を検討しているサービスが本当にコストパフォーマンスに優れているのかを判断しやすくなります。

光回線の費用は、大きく分けて初期費用と月額料金があり、契約プランや提供エリア、住宅環境などの条件によって変動します。

本記事では、光回線の費用相場を詳しく解説し、コストに影響を与える要素や、回線を選ぶ際のポイントについて、全国で光回線サービスを展開する「株式会社ITSUKI」監修のもと、わかりやすくご紹介します。契約前にチェックして、最適な光回線を選びましょう。

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光回線の費用相場を紹介

光回線の費用は初期費用と月額費用の2つで構成されるため、それぞれの相場について紹介します。

初期費用の相場|25,000〜45,000円程度

光回線の契約時にかかる初期費用は、一般的に25,000〜45,000円程度です。この費用には、工事費と事務手数料が含まれます。

開通には、自宅へ回線を引き込む工事が必要で、その工事費の相場は20,000〜30,000円程度ですが、場合によっては40,000円近くかかることもあります。また、サービスによっては土日祝日の工事に追加料金が発生するケースがあるため、事前に確認しておくと安心です。

工事費は比較的高額なため、多くのサービスでは月額料金と合わせて分割払いにすることが可能です。一方、事務手数料は1,000〜3,500円程度で、契約時の初回請求時に一括で請求されるのが一般的です。契約前に初期費用の総額を把握し、支払い方法も確認しておくとよいでしょう。

「工事費無料」と「実質無料」との違いに注意

光回線サービスの中には、工事費を軽減するキャンペーンが用意されていることがあります。ただし「工事費無料」「工事費実質無料」の2種類がある点に注意が必要です。

工事費無料は、工事にかかる費用を回線事業者が全額負担し、契約者が支払う必要がないケースです。一方、工事費実質無料は工事費を分割払いに設定し、その分を月額料金から割引する方式です。

工事費の分割払いは2〜3年に設定されるケースが多く、指定された期間より短い期間で解約すると、割引が適用されず、残額が一括請求されることがあります。長期間利用する予定なら問題ありませんが、短期間で解約する可能性がある場合、「実質無料」のサービスでは負担が発生する点に注意が必要です。

無派遣工事や工事不要で初期費用を抑えられるケースもある

光回線の開通工事には、作業員が訪問せず遠隔で対応する「無派遣工事」が適用される場合があります。通常の派遣工事より安く、費用は2,000〜3,000円程度です。

無派遣工事の適用条件は、すでに光回線の設備が整っていること。室内の光コンセントに「光」や「光SC」と記載がある場合、無派遣工事で対応できる可能性が高くなります。

また、工事不要でそのまま利用できるケースもあります。以下の条件を満たしていれば、工事費用なしで開通できる可能性があります。

  • 以前の入居者が使用していた光回線設備がそのまま残っている
  • 室内に光コンセントがあり、配線作業が不要
  • VDSL方式やLAN配線方式の設備が残っており、機器を接続するだけで開通可能

ただし、光ファイバーの断線や回線業者の変更がある場合は工事が必要です。契約前に工事の有無を確認し、余計な費用や手間を抑えましょう。マンションやアパートの管理会社、不動産会社に過去の光回線契約状況を問い合わせるのも有効です。

月額料金の相場|4,000円〜6,000円

光回線の月額料金は、集合住宅向けのマンションタイプでは4,000〜5,000円、戸建てタイプでは5,000〜6,000円が一般的です。工事費を分割払いにしている場合は、その分が上乗せされるため、最終的な支払額が増える点に注意が必要です。

1ギガプランと10ギガプランの違いによって月額料金が異なる

光回線サービスには多くの場合、1ギガプラン10ギガプランがあり、通信速度と料金が異なります。具体的には、10ギガプランの方が月額1,000〜2,000円ほど高くなる傾向です。

「1ギガではネットの速度が遅くなる?」と、悩ましく感じられるかもしれませんが、多くの場合、1ギガプランを選んでも十分快適にネットを利用できる性能を備えています。

一方、10ギガプランは、リアルタイム対戦のオンラインゲームを快適に楽しみたい人や、大容量のデータを頻繁にやり取りする仕事をしている人向けのプランです。ネットの主な利用目的に応じて、1ギガプランと10ギガプランを選ぶとよいでしょう。

契約期間で月額料金が異なる場合がある

光回線の月額料金は、契約期間によって異なる場合があります。一般的に、2年や3年といった長期契約を選ぶと、月額料金が安く設定される傾向です。一方で、契約期間の定めがないプランは、割引が適用されず、月額が高くなる場合があります。

しかし長期契約を選ぶ際には、解約時の負担にも注意が必要です。契約期間内に解約すると、違約金が発生するだけでなく、工事費の実質無料キャンペーンが無効になり、残額を一括で支払わなければならない場合があります。

契約前に月額料金の違いと解約時のリスクを比較し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

利用期間が長期になると月額料金が高くなる場合もある

利用期間が長くなると月額料金が上がる光回線サービスもあります。たとえば契約から3年が経過すると月額料金が500円増額されるといった具合です。この仕組みは、契約時に適用されていた割引キャンペーンが一定期間後に終了するために発生します。

一方、イツキ光のずっ得キャンペーンのように、契約期間が長くなっても割引が継続するプランを提供しているサービスもあります。長期利用を前提とする場合は、割引がいつまで続くのかを確認し、トータルの費用を比較することが重要です。

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戸建て住宅の方が集合住宅より月額費用が高くなる傾向にある

光回線の回線工事費や月額料金は、集合住宅よりも戸建て住宅の方が高くなる傾向にあります。

理由としては集合住宅では、1本の光回線を建物全体で共有する仕組みになっているためです。回線を複数の入居者で共用することで、1世帯あたりの設備費用を抑えられます。このため、月額料金や工事費が比較的低く設定されているのです。

一方、戸建て住宅では各家庭に専用の光回線を引き込む必要があります。設備費用が1軒あたりに全額かかり、結果として費用が高くなってしまうわけです。

光回線を選ぶ際の3つの注意点

ここでは、光回線を選ぶ際の3つの注意点を紹介します。

1.事業者ごとに提供エリアが異なる

光回線は、設置予定の住所がサービス提供エリア内であることが必須条件であり、エリア外では申し込みができないため、事前の確認が重要です。光回線には大きく分けて光コラボと独自回線の2種類があり、これらは提供エリアの傾向に大きな違いがあります。

NURO光やauひかりなどの独自回線は企業独自の光回線で、提供エリアが限定されている場合があります。そのため「この回線がいい」と思っても、住居が提供エリア外であれば契約できません。

一方、フレッツ光の回線を利用している光コラボは、日本全国のほとんどの地域をカバーしており、都市部・地方を問わず利用しやすいのが特徴です。「イツキ光」も、光コラボのため幅広いエリアでご利用していただけます。

光回線の契約を検討する際は、まず公式サイトなどで提供エリアを確認しましょう。

2.申込みをしてから工事開始まで時間がかかる

光回線の契約を申し込んでから工事が完了し、利用できるようになるまでには約1〜2ヵ月前後かかります。1週間〜10日で実施してくれる業者ならばかなり早い方です。

開通までに時間がかかる最大の理由は、工事が必要な点にあります。工事は先着順で予約が埋まるため、希望日に施工できず、待機期間が生じることが多いもの。特に3〜4月の引越しシーズンは工事の予約が混み合うため、通常よりさらに時間がかかることがあります。余裕を持って申し込むことが重要です。

ただし光回線事業者によっては、早期に開通できるサービスを提供している場合があります。たとえば「イツキ光」のように即日開通オプションがある光回線もあります。なるべく早くネット環境を整えたい場合は、短期間で開通可能な業者を選ぶのもよいでしょう。

(スピード開通の詳細を見る)

3.解約時に発生する費用にも目を向ける

光回線を解約する際には、解約金(違約金)、工事費の残債、回線の撤去費用が発生する場合があります。契約内容や回線事業者によって負担額が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

①解約金(違約金)
電気通信事業法施行規則により、解約金は月額料金を上限とすることが定められています。そのため、相場は4,000〜6,000円程度です。長期契約の割引を受けている場合、契約期間内の解約で違約金が発生するため、注意が必要です。
総務省|電気通信サービスに関する消費者保護ルール

②工事費用の残債
工事費を分割払いで契約している場合、解約時に残額を一括で支払う必要があります。例えば、工事費30,000円を36回払いに設定し、24ヶ月で解約すると、残り12ヶ月分の工事費を支払わなければなりません。途中解約を検討する際は、工事費の残債も考慮しておくことが大切です。

③光回線の撤去費用(原状回復工事)
引っ越しの際、光回線の配線は次の入居者がそのまま利用できるため、撤去不要な場合もあります。しかし、管理会社や大家から原状回復を求められた場合は、屋内に引き込んだ光ファイバーケーブルの撤去工事が必要になります。撤去費用は回線事業者によって異なりますが、相場は10,000〜20,000円程度です。基本的に契約者負担となるため、事前に確認しておきましょう。

解約時に想定外の費用が発生しないよう、契約内容を確認し、必要な場合は事前に回線事業者へ問い合わせることをおすすめします。

利用期間が長期になっても費用が変わらない光回線サービス「イツキ光」

イツキ光は、株式会社ITSUKIが提供する光コラボ回線で、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用しています。全国的に安定したインターネット環境を提供しており、プロバイダー契約が一体化されているため、手続きが簡単なのも魅力です。

月額料金は、マンションタイプが4,620円、戸建てタイプが5,720円ですが、「ずっ得キャンペーン」により毎月440円の割引が適用されます。契約期間に関係なく、この値引きを継続して受けられるのが大きなメリットです。

さらに、新規申し込み特典として10,000円のキャッシュバックが受けられる点も魅力です。長期的なコストを抑えながら安定した光回線を利用したい方には、リーズナブルな料金設定と継続的な割引があるイツキ光がおすすめです。迅速な開通を希望する場合も、短期間での対応が可能なため、快適なインターネット環境を早く整えたい方に適しています。

最大速度 1ギガ
住宅タイプ 戸建て マンション
回線タイプ 光コラボ回線
提供エリア フレッツ光回線の提供エリア
開通までの期間 オプション適用で即日開通も可能
月額料金(税込) 5,720円/月 (ずっ得キャンペーン適用で5,380円/月) 4,620円/月 (ずっ得キャンペーン適用で4,180円/月)
事務手数料(税込) 4,378円
工事費(税込) 22,000円 (無派遣工事 3,300円、転用・事業者変更 0円)
スマホ割 なし
契約期間 3年
解約料金 更新月以外の解約については月額利用相当額
IPv6対応
無料ルーター レンタル
サポート体制 電話サポート
キャンペーン 10,000円キャッシュバック ずっ得キャンペーン
公式サイト イツキ光

光回線の料金体系を理解しご自身の状況に合うサービスを選ぼう

光回線を利用する際にかかる費用は初期費用25,000〜45,000円、月額料金4,000〜6,000円が一般的な相場です。初期費用は工事費用が大きなウエイトを占めており、場合によっては無派遣工事や工事不要により負担が軽くなる場合があります。

月額費用は2年3年など、契約期間に縛りを設けることで安くできる場合がありますが、途中で解約すると違約金や工事費用の残債が生じる場合がありますので注意が必要です。反面、契約期間が長くなると月額料金が、一定期間後に高くなるサービスもあります。

そのため事前に料金体系をしっかり確認して理解しておくことが大切です。

なお費用を抑えながら快適なネット環境を整えたい方には、契約期間を問わず継続的な割引が受けられる「イツキ光」がおすすめです。「ずっ得キャンペーン」を実施しており、契約中はずっと月額から440円値引きが続きます。

光コラボ回線のメリットを活かし、日本中のほとんどの地域でご利用いただけるため、ぜひ検討してみてください。
(イツキ光の概要を見る)